Ayuriニットサロンと2月の楽しみ
さいたま市で、こぢんまりと編み物教室を開催中の小田島綾美です。
久しぶりの更新です…。
緊急事態宣言中の埼玉、「Ayuriニットサロンは開催しているのですか?」というお問い合わせも頂いておりますが、引き続き感染拡大防止対策を行いながら、通常どおり開催しております。
お越し下さるお客様、感染拡大防止対策につきましては、ご理解、ご協力頂きまして誠にありがとうございます。
私もお陰様で元気です。今月は編物を通しての懐かしい出会い、初めましての出会いにも恵まれ、オーダーニットの仕事、ニットサロンといつもよりも多くの仕事を頂いております。
今月は春めいて暖かい日、まだまだ寒い日と、体調には気をつけたい時期ですが、常連様もお手製のニットを着て元気にいらして下さった方も多く嬉しかったです。
Ayuriニットサロンにいらっしゃったお客様と楽しいひとときでした。今月はマンツーマンレッスンが9割でした。
手編みの資格取得の為、通って下さるO様、編物時間が子育て、仕事のいい切り替えになるそうです。
シルクとモヘヤを引き揃えて編まれたお手製のニットをお召しになっていらっしゃったH様、とてもお似合いです。
英文パターンの日本語訳の丸ヨークのキットを持参されお越し下さったA様、初めましての楽しいひとときでした。
製図、編み図をかくところからしっかりと勉強されているH様、Vネックセーターをオリジナルで制作中です。お召しになっているお手製のニットも素敵ですね。
こちらもH様の途中経過、Vネックセーターと併用して、春夏用にシルクで編まれています。本に掲載の作品をH様の好きな素材、形にアレンジされて編まれています。縁の相談をさせて頂きました。
日本手芸普及協会の手編みの資格、棒針編み入門コースの課題を編まれているO様、編地が綺麗です。
リッチモアのカシミヤの糸でオリジナルでセーターを編まれているS様、春夏用に次は何を編もうか、お茶を飲みながら考えるひとときも楽しかったです。
紳士用、オリジナルでYネックのベストを編まれているT様、製図と編み図の相談でした。3本の糸をひき揃えて、綺麗な色で編まれておりました。
日本手芸普及協会の手編みの資格、棒針編み入門コース、最後の課題のベストを編まれているH様、課題を確実にこなされています。ベストも色合いが素敵で綺麗な編地です。
昨日、ご一緒させていただいた初めましてのH様、手編みの資格取得ご希望でした。早速本日より資格取得の為のレッスン、色々な場所で編物を習われていたそうで、素敵に編まれておりました。
Ayuriニットサロンに足を運んで下さったお客様、誠にありがとうございました。
今月、岡本啓子監修ニットスタジオの私の担当しております店舗では、修了証を取得された常連様がお一人、おめでとうございます!
バックを完成された常連様のH様、の紹介です。グラデーションが素敵です。初めての編み込みのバックです。編み図は岡本啓子監修ニットスタジオのオリジナル作品集に掲載されている作品です。
岡本啓子監修ニットスタジオにお越し下さり誠にありがとうございます。
2月の私の事、編物を通しての楽しみについて書きたいと思います。
楽しみは3つあります。
①、2月はバレンタインがあるので、毎年、生チョコを作ります。生チョコを食べながらの編物時間が楽しみです。
息子と主人へも渡しました。
②、季節の変わり目だからでしょうか…編物道具の整理整頓をしたくなるのも2月です。
自粛中ですので、お家にある余り毛糸と本を使用して新しい針刺しを制作しました。
模様は本に掲載の柄を少しアレンジしました。私はだいぶ前に購入したので、英語版を購入しましたが、今は日本語翻訳版もでていますね。
底はレザーに穴をあけ、かぎ針で編みつけています。
缶を購入、ぴったり収まり満足です。
8個セット ブリキ缶 長方形鉄ボックス 大きなクリア窓蓋 シルバー 長方形コンテナ 錆止め お菓子保存 クリーム小分け 小物収納 雑貨入れ |
お家にあるプリンの瓶、パウンドケーキの型に収納、ラベルライターで名前をつけたら完成です。スッキリ収まり嬉しいです。
③、2月は私事ではございますが、入籍記念日があります。特に夫婦で何か贈り合うこともなく、ケーキは気づいた方が買ってくる、普通の日常、忘れてしまっているなんてこともしばしば…
覚えている年は、外での仕事帰りに好きなお花を購入して、25歳の当時編んだニットドレスを出してみるというのが、ひとり密かな私の楽しみです。
ニットのドレスは畳めて、場所を取らずに収納でき助かっております。状態も当時のまま綺麗です。
子供の頃みた母の結婚式の写真のウエディングドレスに似たシルエットのデザインで編みました。
極細の糸に2万個以上のビーズを編み込み、600枚以上のモチーフをレース針0号で編み、1枚、1枚編み上げ、巻かがりして繋げています。
裾にいくにつれて、モチーフの大きさを大きく裾が広がるシルエットです。
後ろをファスナーの仕上げにしています。
このニットドレスは1967年に日本ヴォーグ社発行の本「秋冬スタイル100集」より松浦寿子氏デザインの編み図をそのまま編んだ作品です。
昭和の時代の編物をされた方々の偉大さに感動しかありません。
結婚式を控えた3カ月前、たまたまこの編み図を目にし、編みたい衝動にかられ、他の仕事をしながら3カ月、必死に一人編んだ記憶があります。
初めて編物本に紹介して頂き嬉しかった作品です。
以上、2月の編物を通しての私の楽しみでした。