手編みのセーターの洗濯とAyuriニットサロン

さいたま市で、こぢんまりと編み物教室を開催中の小田島綾美です。

まだ寒さが残っているものの、暦の上では春ですね。

先の見えないコロナ禍の中で、日本にある四季だったり、節目は良いなと思います。現状何も変わらなくても、気持ちを切り替えられるような有難さがあります。

今日は、たまにお客様にも質問される私の手編みのセーターの洗濯法を書きたいと思います。

まだ寒さが残る時期、寒がりの主人は毎日、手編みや家庭編み機で編んだニットを何かしらを着ております。ほぼ体型が変わらない主人、15年以上前に編んだものなど歴代ニットが沢山、手放してもいますが、アラン模様や編み込みのセーターなどは未だに着てくれています。私は実験のように着た感じや縮み具合などを密かに観察しております。(笑)

皆さんは手編みのニットをどのように洗濯されていますか?

上記写真のセーターも手編みでZARINAというイタリア製の糸でアーガイルの模様で編んだオリジナルニットです。編んだのは7年前です。

ZARINAは棒針で3号~5号くらいで編む毛糸ですが、エクストラファインメリノ100%で糸にハリがあり、メリヤス目や模様が美しく編めてお気に入りの毛糸で、お客様のオーダーニットに、家族にと繰り返し編んでいます。

Filatura di crosa 【ZARINA ザリーナ】FC-1_2(寒色系)| 毛糸 編み物 イタリア製

洗濯前には毛玉を取ります。お気に入りはアートブラシの毛玉取りブラシです。

浅草アートブラシ社 かんたん毛玉取りブラシ・ブラシクリーナー付き 正規品 毛玉取りクリーナー

クリーニングに出しプロに任せるというのもいいと思いますが、衣替えの時期以外は、私は家で手洗いしております。ドラッグストアで購入できるおしゃれ着洗いの洗剤を使用し、ぬるま湯で押し洗いしております。、日常着る手編みのセーター、いつでも手に入りやすい洗剤でというところに今は落ち着いています。

押し洗いし、すすいだ後は洗濯ネットに入れて軽く脱水します。繊細な素材のものはタオルの間に挟み水気を取ります。その後、編み目に沿って綺麗に形を整えて平干します。余裕がある日は製図を見て幅と着丈の寸法を整えます。

平干しに使用しているのは、セーター干しネットです。

セーター干しネット SW-1

使用しておりますセーター干しネット、春夏も綿や麻のニットを着ますので、年中使用しますが、収納したいときにはコンパクトになるという点も有難いです。

乾きましたら、余裕があれば製図を見ながら仕上げにニット専用のアイロンをあてます。

ですので、製図は大切に保管しております。

以上、私の手編みのセーターの洗濯法でした。参考になれば幸いです。

最近はただ編物好きな人が集って編む日というのが、開催してみたいことのひとつ、洗濯法やお気に入りの毛糸など、情報交換もでき、楽しそうと思っています。世の中が落ち着きましたら、ケーキを丁寧に焼いて、お茶と手づくりケーキを食べながら『ただ編む日』をやってみたいです。

先日はAyuriニットサロンにお客様がいらっしゃいました。

常連の2名様と楽しいひととき、編物をしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますね。

資格取得の為にテキストに沿って課題を編まれているH様は、棒針編み入門コースの最後の課題のベストを編み始められました。色選びが素敵で、課題の作品をお好きな色で素敵に編まれています。

棒針編みを初めて覚えられるN様、しっかりと編み目を理解され、上達しており、私も嬉しい気持ちになりました。大人になってからの何か新しい事は、新鮮ですよね。

いつもAyuriニットサロンにお越し下さり誠にありがとうございます。

先日は常連様とマンツーマンのレッスンでした。

O様、初めての棒針編みのセーターも完成です。

お好きな素材で割り出しもご一緒に、細かなところまで確認されて編まれていました。初めてとは思えない編み上がりですね。アルパカとウールの混合の毛糸でとても風合いよく仕上がりました。編み上がりは嬉しいですね。

いつもAyuriニットサロンにお越し下さり誠にありがとうございます。

先日はカシミヤでオリジナルセーターを編まれているS様とマンツーマンのレッスン、製図、割り出しと一緒に進めていきます。

お好きな素材でお好きな柄で編む、贅沢な編物時間、S様が選ばれた柄もとても素敵で、3月頃の完成を目指されています。

ゆっくり楽しく、でも目指すものは、ぼんやりと持ってというS様の姿勢と醸し出される穏やかさに、私も贅沢な編物時間でした。

いつもAyuriニットサロンにお越し下さり誠にありがとうございます。

先日、岡本啓子監修ニットスタジオへお越し下さった常連様、午前、午後とご参加頂きましてありがとうございます。引き続き感染拡大防止対策を行いながら、私が担当しております店舗では、定員を通常の半分で開催しております。

春一番で着れる綿などの混合の糸でセーターを編まれている常連様もおり、編み上がりも嬉しい編物ですが、皆様、編む工程も楽しまれています。

私は、オリジナルのアラン模様のセーター、編地が決まり、編み始めました。

私もぼんやりと3月頃の編み上がりを目指して、常連様と同じくお手製のセーターが着れたらいいなと…来年も着れるデザインですので、焦らず、楽しく編みたいものです。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。