Ayuriニットサロンと制作

今週はニットスタジオへ出勤、先日はAyuriニットサロンへお客様がいらっしゃいました。

3年くらい通ってくださっているK様と今年から通ってくださっているS様とお話も弾み楽しいひとときでした。

趣味でつながれる人間関係はとても心地がよく、無くても困らないけれど、あると心が豊かな気持ちになり私は好きです。

楽しそうにお話されているK様とS様、私まで嬉しい気持ちになった先日のAyuriニットサロンでした。

K様は海外の糸で旦那様へ編み込みセーターをご希望、ご持参頂いた旦那様の既製品のセーターより、サイズを比較し編み上がりサイズを決めました。スティークを作り後から編地を切り開く方法で編まれます。

併用して靴下も編みはじめられました。本の編み図をお好きな寸法、お好きな素材で編む為の考え方を説明しながら、Judy式作り目の方法と右増し目、左増し目の編み方をお伝えしました。

S様は棒針透かし模様の肩の引き返し編みの編み方、通常の編み方に加え、綺麗に編む方法、なぜその操作を行うかなどを説明させて頂きながら実際に編んで頂きました。肩の引き返し編み、衿ぐりは要点が沢山ありますので、正しく編まているか確認させて頂きながら進めていきます。お家で復習されるとのことでしたので、また疑問点があればご質問頂けたら幸いです。

いつもAyuriニットサロンにお越し下さり誠にありがとうございます。

Ayuriニットサロンでは、お客様のご希望に合わせて、製図、割り出しから勉強が可能です。お客様は皆さま、ご希望であれば細かく採寸させて頂き製図から作品づくりをされている方がおおいです。ですからご持参頂いた本から編むときも製図から考えたサイズの調整、お好きな素材に変更したときの目数調整など、後々お客様ご自身で調整や編み方の技法の選択が可能になるような説明の仕方を心掛けております。

編物は時間がかかりますが、編み上がりを急がず、楽しみながら編むことは、編む時間そのものに癒されます。個人的には瞑想のような…とても癒されますね。また誰かとおしゃべりしながらの編物時間も楽しいものです。そして貴重な時間を使い好きな素材や、好きなサイズで編むことはとても贅沢なことだと思うのです。

私も先日かぎ針編みで編んでいた夏バッグが完成しました。

笹和紙の糸で好きなサイズ、好きな模様で編みました。持ち手はバンブー、細かなパーツはゴールドで統一しました。裏地も同じブラウンに、内にはポケットとファスナー付きポケットと2つつけ、接着芯や底板も入れ自立するバックに仕立てました。編み途中にワンハンドルのバケツ型バックに仕上げるのも良いなとワンハンドル用の持ち手も購入しましたが、持ち手は2つ付けました。

イメージ通り仕上がり嬉しいです。

タッセルも共糸で編むと取り外しもでき、重宝しますね。

割り込みして編み始めたバッグが先に完成しました。

先月末から先に編んでいたのは機械編みで夏用のプルオーバーです。

昔のブラザーの細機でボタン操作をしながら引き上げ模様で編んでいます。

製図、割り出しからのオリジナル作品です。縁は手編み0号でねじり2目ゴム編みにします。

編み上がりましたら、ご褒美に編物の本や糸の購入が可能になるマイルールに従い今週は欲しかった編物技術シリーズを2冊買い足しました。

昭和40年代に日本ヴォーグ社から発行された本です。とても嬉しいです。また昭和レトロな編物本の収集については長くなりそうなので…また機会がありましたら書きたいと思います。読みたい方がいるかは、、、別としまして、、(笑)

長くなりましたが…最後まで読んで頂きありがとうございました。