お稽古と思い出
こんばんは、Ayuriニットの小田島綾美です。
さいたま市で、こぢんまりと編み物教室を開催中です。
今日は都内へ岡本啓子先生のお教室へ行ってきました。
周りの方々はとても素敵な作品を編まれていて、どこかのブランドのオートクチュールの製作中を見ているようで本当に楽しい時間です。
私も楽しく編み、しっかり教えて頂き勉強にもなりました。
仕事の話もまとまりホッとした1日でもありました。
帰り、上野駅で本と一筆箋を購入。
お会いした事のない方に仕事で作品を送らせて頂くこともあるので、そんな時、一筆箋があるといいなと…無限に柄が繋がっていくことから人とのご縁が無限に繋がりますようにと願いが込めれれている一筆箋らしい…ちょっぴり惹かれて購入しました。
ご縁といえば、私は編物を通しての出会いにとても恵まれていると感じます。(ほとんどの運はここでつかっているのかな…)
今までの師にしても、お客様にしても、本や糸にしてもとても恵まれている。
下記は私が9才の時に恩師に教わりながら編んだ作品です。
はじめて編物を習ったのは9才の時、近所の編物教室でした。
この先生との出会いが私が編物の先生を目指したきっかけでした。
小学校が終わると、夕方、OLさんや同級生のママと同じクラスにこどもが私一人、緊張のあまり正座のまま参加して、毎回足がしびれて立てなくなるという。。。変なこどもでした。
先生はこどもの私に丁寧に教えて下さり、編み図は理解できなかったけれど、先生の隣に座り、「はずして、編んで、かぶせて」とかおっしゃってもらいながら当時5才の弟に編んだベストです。今はちょうど、息子にぴったりです。
9才の時、父と祖父にも同じデザインで編み、もうすぐ90才になる祖父はいまでも大切に着てくれています。